「こどものための救命講座」後編

看護師ママからママに伝えたいこと

函館消防本部様の講習が終了したあとは、
軽食ランチタイム〜!!
ランチタイムには看護師ママからのお話もありましたよ〜！内容は
・実際に起こっている事故について
・発達段階別の事故予測や予防法
・３才までの子どもが誤飲・窒息してしまう物の大きさ
・事故が起こってしまった時の対処法
・119番通報や病院受診の判断基準のポイント
など・・・
実際に起こった事故事例も交えてのお話でした!!
お話の中から印象に残った２つの話を紹介させていただきます・・・

トイレットペーパーの芯の穴の大きさがポイント!?

2〜3才位までの子どもは何でも口に入れてしまいます。
3才の子どもの最大口径は39mm
口の入り口からのどまでは51mm
なんだそうです。
この39mmって、一般的なトイレットペーパーの芯の穴の直径とほぼ一緒なんですって!!（メーカーによって異なるかもしれませんが…）
市販の誤飲チェッカーがなくても、トイレットペーパーの芯を51mmにカットすれば
おおよそのチェックができそうです!!
参加者の皆さんには、スタッフお手製♡トイレットペーパー製誤飲チェッカーをプレゼント!!
（口の中の形状とトイレットペーパーの芯の形状は異なるので、完全なチェックにはならないかもしれませんが目安にはなります）
ご家庭にあるトイレットペーパーの芯!!
是非、活用してください♪♪

タバコを誤飲した時は水を飲ませてはいけない？

皆さんの周りでタバコをすわれている方はいらっしゃいますか？
万が一、お子さんがタバコを誤って飲んでしまったとき
あなたはどうしますか・・・？
“タバコの悪い物質の濃度が薄まりそうだから水を飲ませる？”
絶対にやめてください!!
“じゃあ、牛乳を飲ませる・・・？”
それもやめてください!!
タバコを誤飲した後に、水や牛乳を飲んでしまうと
タバコの葉からニコチンが水分に溶け出し、体に吸収しやすく中毒症状が急速に進んでしまうそうです・・・!!
タバコ1/2〜1本のニコチンは幼児の致死量に値します・・・
水分はとらせずに、すぐに病院を受診してくださいね!!
あいまいな知識って恐ろしいですよね・・・。
でも、これでまた一つ賢くなりましたね♪♪